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『君の名は。』は最近の人気オタクアニメを大衆向けにしたような映画だった(ネタバレ無しレビュー)

      2016/12/22

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ネタバレはやりません。

『君の名は。』観に行きましたが、とても面白かったです。うるっときましたしね。

そんな中で『君の名は。』に対して思った事がいくつかあるので書いていきます。

最近のテンプレオタクアニメの大衆向け版

最近ってラノベだったり結構似たような展開、要素って多くなりましたよね。

どういう要素が人を惹き付けるかって人間に内包されているものはある程度決まっているので、そういうのは仕方ないしあって然るべきかと思います。
で、最近のそういうアニメの要素って内容的にはそれ自体は本当に面白かったりして楽しめるのですが、オタク的要素によって人気にある程度の限界があるかと思います。

最近だと『ゼロから始める異世界生活』なんて凄い人気で内容もとても面白いですが、やはりそのオタク的要素によって話題になる界隈も決まってしまってますよね。

『君の名は。』は言ってしまえば変な電波少女やメイドさん、萌え声や分かりやすい性的カット(パンチラはあったような…w)がない最近の人気ラノベアニメ映画って感じ。
ガッツリ売れ線アニメ。

芸能人声優も悪くない

「芸能人に声優をやらせるな」ってよく言われる言葉ですよね。
僕もあまりに棒読みだとやっぱ気になっちゃいます。

ジブリではメインキャストにはプロ声優を使ってなくて、インタビューも「その方がリアル感が出る」と言ってたのですが、その時のジブリの主役が凄い棒読みであまり理解できませんでした。

ただ今回の『君の名は。』では声優はほとんど芸能人だったのですが全然棒読みとかは気にならず、むしろとても良い印象で観る事ができました。

正直自分も、『アニメ声優』に対して思う部分はあったんですよね。
良い意味でも悪い意味でも『アニメ声』というか。
こなれてるのはいいのですが、例えば洋画を見てて吹き替えでアニメ声のオンパレードだとちょっと…ね笑

そういう部分で考えると今回の『君の名は。』ではそういう、声による『オタク感』もなく、非常にクリアな気持ちで観る事ができました。
リアル感ってこういう事なんだな、と。

RADWIMPS…良かった

映画の主題歌から挿入歌、エンディングまでRAD尽くしでした。

アンチ大衆的思考を持っている人にとっては有名になる事自体を気に食わないと思う人もいるかと思いますが、
RADにとっては今回社会的大出世ではないでしょうかね。

『君の名は。』が大ヒットしたのも、前前前世が良く映画との魅力がガッチリ噛みあったというのも大きいかと思います。

原作はやっぱり深く掘り下げられている

映画『君の名は。』は原作の小節と、アナザーストーリーの書籍が販売されています。

映画だとハイテンポなペースで展開されていくので、詳しい各シーンの説明や背景などは省かれているんですよね。
映画が気になり原作を読んでみると…「なるほどな」と。
一つ一つのシーン、セリフにちゃんとした意味が込められていたんだなと。

映画をすでに観られた方はより深く理解する為、
まだ映画を観ていない方は原作でしっかりと物語を理解してから映画を観て感動するのも面白いかと思います。

まとめ

映画『君の名は。』はジブリ以外で初の100億円突破しそうという事で…凄いですね。
純粋に楽しめる作品になっているかと思います。

ジブリから宮﨑駿さんが引退した今、大衆的に話題になる作品はこれからもっと増えていって欲しいと思います。

『君の名は。』気軽に楽しめる映画として、
ぜひオススメします。

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