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ジャストタイミングに合わせるとクリック音は本当に消えるのか実験してみた【リズム感トレーニング】

      2016/12/22

音楽演奏をする上でリズム感って本当に大事ですよね。
今回は実際にジャストタイミングで音が鳴ったらどうなるのか、という事を検証してみました。

全然リズムが合っていない…

録音してみて客観的に聴くと凄いズレてて頭を悩ませた方は結構いるかと思います。
で、よく言われるのが「メトロノームに合わせろ」です。
リズムキープしたりとメトロノームを使用した練習はとても効果的。

そもそもタイミングが合っていない

ただいくらメトロノーム練習をしても合わない方がいます。
そもそも自分が思ってるジャストタイミングが実際ズレているという場合が一つの例。

聴いてからじゃ遅い

メトロノームのリズムに合わせようとしてちゃんと音を聴く
バンドのドラムのリズムに合わせようとちゃんと音を聴く

頑張って練習をするのですが録音してみると何だかズレている…
そもそも音を認識し、それに合わせてしまうと、
当たり前ではありますが耳で聴いて認識しそれを叩くまでの少しのリズムのズレが生じます。
実際に今弾いてるタイミングは遅れているのか前のめりになっているのかジャストポイントがどのタイミングなのか認識できない人って結構いるんですよね。
先天的にリズム感の良い人はその辺かなりピッタリという事で「?」と思う方もいるかもしれませんし、
ズレている事に気がついていないパターンも多々あるかと思います。

ジャストに合わせると音が消える?

昔一緒にバンドをしたドラマーがこんな事を言って練習していました。
「ジャストタイミングで一緒に音を鳴らすと音が消える」
そして実際にメトロノームを鳴らしながら鉛筆で固形物を叩きながらリズムに対してジャストタイミングで叩けるように練習していました。

実際に実験検証してみた。

今回はLogic pro XとXLN AUDIOのドラム音源Addictive Drums 2を使用してみました。
やり方は簡単。
2トラック用意し、それぞれに違うスネアの音を設定。
Rhythm半拍ズレた状態から徐々に近づけていき、6回目の4小節では完全に同じタイミングで鳴らしてみました。

BPM 120 検証音源

どうでしょう、「音が消えた」ように感じましたか?
5回目のタイミングでもかなりジャストには近いですが、
5回目の音と6回目音では全く別物になっているかと思います。
・5回目のズレ
Rhythm2

ちなみに今回は分かりやすいようにスネア同士で検証してみましたが、
同系音なら似たような感じになります。
と言いますか今回スネアという事でかなり太く派手な音でしたが、
もっとメトロノームとボールペンだとか細く固い音同士ならさらに効果が実感しやすいかと思います。

まとめ

リズム感を鍛える方法は色々あるかと思います。
今回の検証では
「リズム感鍛えるトレーニングしてるけど、そもそも全体としてタイミング合ってるの?」
「そのジャストは本当にジャストなのか?」
といった悩みを解消する為のものであります。
ジャストがどのタイミングなのか自分でちゃんと把握できれば、前ノリも後ろノリも調整しやすいですよね。

練習方法としては前述の通り、
何か打音系のメトロノームでも鳴らしながらボールペン等で似たような音が鳴るようにどこか叩きながら合わせていけばいいかと思います。
最近だとスマホアプリでもメトロノームアプリが充実しているので便利ですよね。
さらに、実際に客観的に聴いてみる為にそのクリックに合わせて叩いた音を録音してみて聴いてみても分かりやすいかと思います。

実際に自分で練習してみていると中々音が消えないのですが、
ある時スッと音が消え「ハッ」する瞬間が出てきます。
本当に自分のジャストタイミングが合っているのか気になる方は是非試してみてください。

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