2016/12/22
今回は音楽活動も再開した今年2016年上半期、
購入して良かった、ガッツリ使ってるプラグインを紹介します。
最初はランキング形式にしようかと思っていたのですが…
順位付けられない…!!
という訳で今回順位不同でご紹介します。
WAVES Kramer Master Tape
まずはWAVESのテープシミュレーター
今はこれが必須になっています。
デジタル/打ち込み臭さを消すKramer Master Tapeテープシミュレーターがセール中【WAVES/DTM/ミックスTips】
DAWのデジタル系プラグインだけ使っていると音が良くも悪くも綺麗になり過ぎるんですよね。
少し音も硬いし…。
このプラグインでは実機のアナログ機材に通した時のような、歪み・ノイズ・潰し等を加える事ができるのでいわゆるデジタル臭さを消す事ができます。
いわゆる汚し系プラグインですね。
ボーカル等もほんの少しの歪みを加える事によって曲馴染みが良くなったりします。
基本的にはほぼ全てのBusとマスターのマキシマイザー前に挟んでいます。
Waves WLM Plus Loudness Meter
WAVESのPlatinumを所有していたのですが、
32bitプラグインだったのでアップデートしなくてはならなくなり、WUPがてらセール時にDIAMONDにアップグレードしたので手に入れたプラグインです。
まずはラウドネスメーター。
これは最近音圧の測り方が変わってきましたし、Youtubeもラウドネスを基準に音量調節するようになってきたので制作時では必須になってくるかと思います。
ただ僕がそれ以上に重宝している部分…
それはトゥルーピークリミッター機能!
WAV音源をMP3にした時にノイズが乗ってしまったりする事があります。
それの回避の為にマキシマイザーのCELLを-0.3にするなど余裕を持たせて予測で回避させたりしないといけなかったのですが、
トゥルーピークリミッターではそこを予め抑えておいてくれるという機能を持ちます。
僕もMP3音源にした時ノイズが載ってしまったり本当に頭の痛い問題の一つだったのですが…これを使った途端ぱったりと消えました!
マキシマイザー等の設定も自由度が増し、今ではメーターがてらマスターの一番最後にテンプレートで最初から挟んでいます。
WAVES Z-Noise
こちらもDIAMONDバンドルに付いてきたプラグイン。
アナログエミュレートなプラグインだと使い過ぎるとノイズドバドバになってしまいますし、まあ出処がどこだろうとノイズは頭の痛い問題の一つではあります。
Z-Noiseでは予めノイズが出ている部分を読み込ませておく事により、ピンポイントで最適なノイズ除去をおこなってくれます。
ノイズ、消えます(笑)
MIX依頼等で頂いたオーディオデータにノイズが載ってる事も多いですし
これ使うなと言われると不安しかありませんね…。
WAVES SSL 4000 Collection
レコーディングスタジオ等で置かれている有名な卓のモデリングです。
主に使っているのはSSL E-ChannelとSSL G-Master buss Compressor。
Eチャンネルはハイパスローパスフィルターも付いていますし、とりあえずこれ挿しておけばプラグイン(メモリ)の節約にもなるので便利です。
全ての音を同じアナログ機材(エミュレート)に通す事により一体感も生まれますし、
ミスチルのエンジニアさんの記事を見てからは完全に今は基本的に全てのトラックにまずは挿しています。
G-Masterはコンプなんですが接着剤のように音馴染みが良くなる感じ。
なので名称のBus Compressorであるように主にはドラムBusと、マスターに使ったり。
WAVES API COLLECTION
これ、いいです(笑)
アメリカ等ではNEVEに並ぶ伝説的モジュールのようで、挿すだけでなんかAPIの音になります!
音楽的に整えられるというか、やはり使われる機材には使われるだけの理由があるんだと思います。
このAPIの質感が欲しいだけの為にAPI 550BやAPI 2500を挟んでみたりなんかします(笑)
Noveltech VOCAL ENHANCER
これは一番最近Plugin Allianceのセールで購入したプラグインです。
WAVES Aphex Vintage Aural Exciterもデモで試してみたのですが…軽く触ってみた感じこのVOCAL ENHANCERの方がボーカルに向いてるように感じました。
ただWAVESのAphex Vintage Aural Exciterはマスターに掛けると凄く良かったのでまたこちらも欲しいですね(笑)
ちなみにプリセットの方もVOCAL ENHANCERの方はボーカル用のみでしたが、Aphex Vintage Aural Exciterはボーカル以外の各楽器やマスター等充実していました。
WAVES H-EQ
波形表示もできる超万能EQです。
沢山機能があるので割愛しますが、一番重宝しているのはM/S機能でのイコライジング!
MIDでボーカルやキックの調整をし、SIDEでは100Hzくらいまでローカットしながらハイを上げたりとMS処理ができるので出来が全く変わってきます。
このH-EQセール時では5000円程度で買えるのですが、
4~5倍の値段を出せば、
似ているEQでさらに高機能なFabFilter Pro-Q2というものもあります。
Prominy Hummingbird
アコギ音源です。
ポップスやロック等のバッキングに非常に重宝しています。
以上、2016年上半期、買って良かったDTMプラグイン8選でした。