2016/09/19
今回はサンズのフリープラグイン「TSE AUDIO BOD Bass Overdrive」をご紹介します。
ベーシストにとってはサンズアンプというのは本当に馴染みのあるものではないでしょうか。
本当に沢山の人が使っているし、サンズの音を聴くと「あ、あの音だ」となります。
SansAmp BASS DRIVER DI プリアンプ エフェクター
サンズって通しておけばそれっぽい音になりますし、
ドンシャリ方向なので音作りが下手でも自身が埋もれる事があってもあんまり他パートの邪魔になったりもしないんですよね。引き算で音の住み分けに神経を使うMIX作業において結構それ大きいと思います。
さらにベース用のDI付きプリアンプという事でサンズだけを通してPAに音を送ったりするのでこれだけでベーシストは完結させる事ができます。
そんなこんなでベーシストの足元でサンズアンプとEBS MultiCompという組み合わせはめちゃくちゃ多いです。
自分もベースを演奏する際はこの2つだけ足元に置いてます。
TSE AUDIO BOD Bass Overdrive v2.0
そんな中なんとサンズアンプのエミュレータープラグイン、TSE AUDIO BOD Bass Overdrive v2.0がフリーで配布されています。
TSE AUDIO BOD Bass Overdrive v2.0(ダウンロードリンク)
ツマミの位置や名称は微妙に変えられていますが、使ってみると「ああ、あの音だ」といった感じで手軽にあの音が手に入れる事ができます。
ちゃんと聴き比べはしていませんがサンズなあんな感じ。
なので僕はベースのミックスの際は基本ミキサー卓モデリングのSSLとこのプラグインは使っています。
ベースの録音の際は実機サンズの掛け録りでもいいですが、クリーンの状態で録っておいて後で実機やプラグインに通して弄るといったリアンプさせる方が利便性が高い。
アンプシミュレーターにサンズアンプってあまり入ってないんですよね。
Amplitube、GuitarRig、BIAS Desktopと色々確認してきましたが、プラグインでサンズの音が欲しいといった場合このTSE AUDIO BOD Bass Overdriveという選択肢になってくるかと思います。
なぜサンズを使うか
他にも色々アンプのモデリングがある中でサンズを使う目的というのはやはり利便性ですね。通すだけであの音にすぐに近づきます。
というか実際のベーシストでサンズ利用者はかなり多いので、
必然的になんとなく「あんな音にしたい」という頭の中の音はサンズを通す事で達成できる事が多いのではないでしょうか?
そんなこんなで気軽にあの音にでき、利便性も高く、さらにフリーなプラグイン
TSE AUDIO BOD Bass Overdrive、オススメです。