2017/02/06
ボーカルレコーディング用にリフレクションフィルターを買いました。
リフレクションフィルターは何を買おうかずっと悩んで調べていたのですが、
最終的には宅録ボーカルではKaotica Eyeballがベストではないかという結論に達し購入しましたので、
そのオススメ理由も含めご紹介させて頂きます。
本格的なレコーディング機材を揃えてみた。RNC1773(BACK TO BASICS)/Focusrite ISA ONE/AT4040 etc【ボーカル&楽器・レビュー】
そもそもリフレクションフィルターとは?
テレビや雑誌やインターネットでも、ボーカルのレコーディング風景でマイクの後ろに何か立て掛けられているのは見た事があるかと思います。
角さん歌ってる。SEのフィルター使ってるんだ pic.twitter.com/2q6XEOrEyI
— 前田ユウキ[療養中] (@YUKI_MED_) 2016年8月25日
これを使う事により、不必要な部屋鳴りの反射音やノイズ・生活音を軽減する事ができます。
そもそもレコーディングで使うようなコンデンサーマイクは電源も必要とし、
ちょっとした服の擦れた音や冷房等の音も拾ってしまう高感度なもの。
録った時点ではそこまで気にならなくても、ミックス等の際になるとその無駄な反射音やノイズ等が凄く邪魔になってしまい、
それを軽減させる為に大幅なクオリティーダウンに繋がってしまったりします。
ちゃんとしたレコーディングスタジオでのボーカルブース等を利用するのであれば、
環境がしっかりしていますのでそこまで気にしなくて大丈夫だったりもしますが、
出した声がすぐに消えていくようなデッド(反射音やノイズの無い)な環境ってなかなか無いですよね。
そういった無駄な音をカットする為に、録音の際にはリフレクションフィルターは必要と言えます。
もちろんデッドな環境のレコーディングスタジオ等でもリフレクションフィルターは併用されています。
(リフレクションフィルターは無い方が良い音と言われる方もいますが、その場合はそれなりの環境の場所でというのが条件になってきますよね)
なぜ宅録erにEyeballがベストなのか
Eyeball…直訳すると目玉ですね笑
通常のリフレクションフィルターでは後方からの反射音しか軽減できませんが、
自宅録音の際などでは様々な反射音や生活音が360度から発生します。
また、実際のスタジオを構えているプロではなく、とくに個人の場合、
自宅だけではなく様々な場所でレコーディングの機会があるかと思います。
それは友達の家であったり車の中であったり…はたまたカラオケや野外でという場合ももしかするとあるかもしれません笑
可能性が高い一つとしてリハーサルスタジオへ行ってボーカルを録るという事も定番かと思います。
(通常のリハーサルスタジオでは静かにしてみると案外色んなノイズ等多く発生しています)
そうなった場合、通常のリフレクションフィルターでは後方に置くだけなので録り音も場所によって全く安定しませんし、
そもそもデカくて重いから持ち運びにも不便なんですよね。
そう考えた場合、軽くてどこにでも持って行ける上、
正面以外の全ての角度からの反射音やノイズを軽減できるEyeballは、
どこで使っても一定のクオリティーを確保できますし、
個人製作者のこれ以上無い選択肢かと思います。
購入してみた。
まず家に届いた状態。ダンボールですがKaotica eyeballの刻印もあるので、2重の箱になっているんですね。
中箱。テンション上がってきます笑
箱から出したところ。マイク挿入口の穴と、正面の大きな穴には布製の青いポップガードが付属し取り付けられています。
ポップガードは衛生上は布製ではなく洗浄もしやすいメタルタイプがオススメなので、SEのポップガードを使っていこうかと思います。
箱には筒が装着されており、Eyeballはそこに挿しはめ込まれています。
今回はAudio technica AT4040 コンデンサーマイクを装着してみました。
少し穴が小さめに設計されているので、グリグリと入れていく感じ。
大きく設計してスポスポとなっても困りますので、あえて少し小さめに設計されているかと思いますが、そこまできつくはないのであまり力は必要ありません。
実際にスタンドに立て、SEのポップガードも付けてみました。
海外の紹介動画等を見ていると、ただ載せるだけでも使えそうですね。
実際の音は?
購入するにあたって様々なネットのレビューを見たり、実際に店頭展示されているお店にも足を運んでみました。
ネットのレビューに関しては国内海外問わず★レートが4~5とどこを見ても凄く高いです。
材質や形状を研究し、上手く正面からの音を集音しつつ、音の篭もり等も発生しないようにと作られているようですが、レビューも概ねそれを追従するようなものになっていますね。
・公式紹介動画
自分も最初動画を見ていった時に、全然声質は変わらず反射音をカット出来てるので凄いな!という感想を抱きました。
ただよ~く聴いてると下~の方のローエンドに少し篭もりを感じますかね、
モニターによっては全く分かりませんが。
これは通常のリフレクションフィルターを用いた場合でも感じる部分ではあります。
ただ、コンデンサーマイクにはよく不必要なローエンドをカットして録音する為にローカットスイッチが搭載されており、ボーカル録音の際などでは通常はオンにしたりしますし、
ボーカルのミックスの際でも不必要なローエンドはどうせカットするのでそこまで気にならなさそうではあります。
それに中低域や高域は綺麗に抜けていくような音なので、実用上問題はなさそうですね。
まとめ
どこへでも持ち運びもしやすく、正面以外からの反射音やノイズを軽減出来るKaotica Eyeballはどこでもちゃんとしたレコーディングスタジオに近づけられる形で一定のデッドな環境を確保でき、
全ての製作者に強い味方になるかと思います。
歌ってみたやバンド関係のミックスの依頼とかをやった際も、
外部からのノイズや反射音が入りまくって、本来のミックスをするというよりもそういった部分の修正がメインであったりと大変な想いをする事が多々あります。
コンデンサーマイクを購入した後は、マイクプリ等も大切ではありますが、マイクプリ等はより良い音にするという方向。
それ以前の問題といったデータ状態にならない為にも、しっかりと地を固める為にEyeballはかなりオススメと言えますね。
本格的なレコーディング機材を揃えてみた。RNC1773(BACK TO BASICS)/Focusrite ISA ONE/AT4040 etc【ボーカル&楽器・レビュー】