2018/07/05
どうも、今回は個人的に普段愛用しているオーディオ機器を紹介します。
写真もオーディオもそうですが、上を知らないとスマホだとか現状で満足してしまうもので…
自分の場合はDTMでモニター環境整える内に基準が上がっていきました。
なので普段のリスニングオーディオでも、自宅の据え置き機材のモニターで聴いた水準の音に近づくように試行錯誤しました。
・リスニング オーディオ
普段音楽を楽しむ目的
・モニター オーディオ
制作などで音のチェックをする目的
(モニターのフラットで高解像度な音が好きで普段のリスニングの音をモニターサウンドにして聴いてる人も沢山いる)
自宅のモニター環境
オーディオインターフェイス RME Fireface UCX
PC ⇔ I/F オヤイデケーブル
I/F ⇔ スピーカー CANARE ケーブル
スピーカー YAMAHA MSP5
ヘッドホン SONY CD900ST
RME Fireface UCX
オーディオインターフェイス(I/F)はメイドインジャーマンなドイツ製RMEのFirefaceです。
使ってる人本当に沢山見ますよね。
少し値が張るし僕のDTM機材では一番高価なものですが、使ってみると本当に良さが分かりなぜ鉄板アイテムなのかが分かります。
音はとてもクリアで素直、そしてパワフルです。
そして安定性がバツグン!レイテンシーや不具合等今まで一切無しで、猫が上に乗っていても何か起きる気配が全く無い堅牢性があります。
モニター環境を整えると様々な聴こえてこなかった音が聴こえ、本当にDTMでは音の出口、モニター環境が一番大事なんだと感じました。
さらにFirefaceにはかなり便利なTotalMix FXというミキサーが付いており、これが各種モニターの切り替えやレコーディング時に超使えます。
ヘッドホン&スピーカー
MSP5も900STもザ・モニター!といった感じ。
こういった環境で耳が慣らされた事もあってか、ヘッドホンはAKG製のも使ったのですが…音が近くでハッキリしている900STの方が断然好みでした。(今の環境だとヘッドホンアウトが一つで音量バランスが取れない為両立は難しかった…)
MSP5は正直家庭環境では十分過ぎるパワーなのでメモリはかなり下の方です。
一つ下のMSP3では低域がきになるとのレビューが結構見られるのでこちらを選択。
モニタースピーカーは吸音材とセットと考えた方が良いくらいに感じてます。
上記の機材の内、一番安価でとくに気を使わなかったのはオーディオケーブルでCANARE製、値段は確か1000~3000円くらいだったと思います。
CANARE製も業界標準で実際に使われているところもよく見かけ、音もフラットです。
ポータブル リスニング環境
SONY WALKMAN ZX2
SHURE SE535LTD
リケーブル ????(忘れた) バランスケーブル
ジャック4極化 バランス接続改造※
ポータブルのリスニング環境は本当に試行錯誤しました。
DTMで環境整えた事もあり、元々モニターサウンドが好きだったのでSHUREのSE535LTDはとても合いました。ただ少し低域弱め…(リスニングと考えると余計に)
DAPは色々聴いて高音質で有名な韓国のハイエンドブランドAstell&Kernの各モデルや中国のLotoo PAW Gold等も色々聴いたり、AK100辺りは実際に中古で買いました。
AKシリーズは完全4極バランスケーブルにも対応し、フラットで高解像度、本当に良い音だったのですがSE535LTDとの組み合わせでは低域はさらに弱めに。
もちろん数十万掛けてAstell&Kernのハイエンド商品で揃えた組み合わせで聴いたら半端無く良い音だったのですが…(笑)
※4極 バランス接続 ケーブル
ステレオLRをアンプ部から耳まで完全に別個で出力するといったもので、完全に世界が変わります。
俺が今まで聴いていたステレオ音源は半分モノラルだったのかと思ってしまう程に…(笑)
SONY WALKMAN ZX2
AK100を使用していたのですが、かなりのボトムの薄さに不満を抱きながら、最良の選択肢を模索していました。
AKの上位機種にいってもいいのですが丁度ZX2が発売するとのアナウンスがあったのでとりあえずそれを待ってみようと。(どうせなら日本製応援したいですし笑)
そして発売前ソニーストアに展示された頃から何度か足を運び視聴していたのですがこれが丁度良い感じにハマりました。
ソニー製のリスニングオーディオは大体少しドンシャリ気味で低域が強い…とくにイヤホン/ヘッドホン(リスニング製品でもフラットな製品の選択肢も作ってほしい)
ZX2はそこまでではないですが多少低域しっかり傾向なので、これが丁度ボトムが少し足りなく感じていたSHURE SE535LTDと補う形で噛み合いました。
さらにZX2は半分バランス接続に対応しており(アンプ部は非バランス)、ケーブルをバランス接続用に改造してもらいました。(リケーブル用イヤホンケーブルは14000円程で購入)
完全にバランス接続化程ではないにしろ、確かにハッキリと横の広がりやスッキリ感、解像度が上がったので、この組み合わせで自宅のモニター環境と比べても遜色無く少しリスニング寄りな感じで不満なく聴けるようになりました。
ZX2は電池持ちも最近のガジェット機器とは思えない程持ちます◎
・購入時価格
ZX2(12万)+535LTD(53000円)+リケーブル(14000円)+ジャック改造(3000円) 合計:190,000円
僕はそんなにストイックに音質追求していたわけではなく、最低限不満が無く良いと思える音…と考えながらポータブルアンプ、ポタアン導入もかなり検討していたのでここで不満なく納得できて良かったと思います。
まあ国内企業応援したいといった贔屓も多少はありますが…(笑)同価格帯のAKシリーズ等で揃えると解像度や定位感等はいいのですが…低域含めリスニング用に求めていた部分を考えるとつまらない音に感じました。
ちなみに…
今までで一番音が良いと思ったポータブルリスニング環境としては
WALKMAN or iPod 製DAP(デジタル出力できれば何でも)
↓
SONY PHA-3
↓
バランスケーブル
↓
SONY MDR-Z7
といったまさかのSONY縛りでした。
MDR-1やXBA-Z5含め普通の機器に繋げ普通に聴いたらビックリするくらい低域が強くて最初面食らうのですが…
PHA-3ポタアンからのバランス出力は…世界が違いました。鳥肌モノ。
実際、本気で導入検討してました。AKの数十万のセットより個人的にこっちが良かった。
ただかさばるのでオシャレなポーチ等も一緒に用意しないといけませんが…本当に最高のポータブルリスニング環境整えたいならPHA-3からのバランス接続検討してみていいかもしれません。