2018/07/05
今回はディエッサーを使ったマル秘ミックス・マスタリングテクニックです。
元々英語等に多いSの発音などボーカルの耳障りの子音を抑える為に開発されたエフェクターですが、
マスタリングや各ミックスにも応用できます。
シンバル/ハイハット等の痛い音を抑える
マスタリングの段階では小さい音がより強調されハイの痛い音が強調されたりします。
なのでマスタートラックで予めそういった音をディエッサーで抑えておくと音圧を上げる際上手くマキシマイザーをかける事ができます。
ギターへの効果
上記でお話したようにディエッサーを掛けるとボーカルだけではなく後ろの楽器へも効いてきます。
ちぐはぐに聴こえたりする時、ディエッサーをかける事によってギターの高域が抑えられ、全体のグルーブに馴染むのでよりギターがうまくなったように聴こえます。
元々ボーカルの耳障りな音を抑える為に開発されたディエッサー。
これはEQではなくコンプレッサーで邪魔なハイの音を抑えるので、より自然な仕上がりになります。
これを2ミックスや各トラックで活用すればリズムのノリの調節や、最終段でマキシマイザーを掛ける事を想定してハイハットを抑えておいたり、各楽器を馴染ませたりする事ができます。
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